2015年 ジャンル別ベスト(SF、歴史、小説、NF)
◆SF、ホラー、ファンタジー
ここは、このところ世の中の流れについていけてません。ベスト間違いなし
と言われるケン・リュウの「紙の動物園」途中で挫折しました。テッド・チ
ャンとは、大きな差がある気がするんだけれど。小谷真理が「ヘブンメイカ
ー」を褒めていてうれしかった。これは、傑作です。
まあ、恒川は野崎と並んで、今年一番嵌った作家。ただし、二人ともSFと
言い切るには、ためらう作風だが。
1、ヘブンメイカー スタープレイヤーⅡ 恒川光太郎 (角川書) ☆☆☆☆★
2、Know 野崎まど (早川文) ☆☆☆☆★
バビロンⅠ -女- 野崎まど (講談タ) ☆☆☆☆
3、天冥の標Ⅸ ヒトであるヒトとないヒト 小川一水 (早川文) ☆☆☆☆
天冥の標? PART1 ヒトであるヒトとないヒトと (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/12/24
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
次、どこの家にも怖いものはいる 三津田信三 (中公社) ☆☆☆☆
次、薫香のカナピウム 上田早夕里 (文春社) ☆☆☆☆
次、WOOL ウール ヒュー・ハウイー (角川文) ☆☆☆☆
次、ウェイワード ブレイク・クラウチ (早川文) ☆☆☆☆
★恒川祭り
1、雷の季節の終わりに 恒川光太郎 (角ホ文) ☆☆☆☆★
3、金色の獣、彼方に向かう 恒川光太郎 (双葉社) ☆☆☆☆★
4、秋の牢獄 恒川光太郎 (角ホ文) ☆☆☆☆
- 作者: 恒川光太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/09/25
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
5、草 祭 恒川光太郎 (新潮社) ☆☆☆☆
次、南の子供が夜いくところ 恒川光太郎 (角川書) ☆☆☆☆
- 作者: 恒川光太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/02/27
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
★最原最早五部作(刊行順)
・【映】アムリタ 野崎まど (MW文) ☆☆☆☆
・舞面真面とお面の女 野崎まど (MW文) ☆☆☆☆
舞面真面とお面の女<舞面真面とお面の女> (メディアワークス文庫)
- 作者: 野崎まど
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/01/09
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
・死なない生徒殺人事件 野崎まど (MW文) ☆☆☆☆★
死なない生徒殺人事件 ?識別組子とさまよえる不死?<死なない生徒殺人事件> (メディアワークス文庫)
- 作者: 野崎まど
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/01/09
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
・小説家の作り方 野崎まど (MW文) ☆☆☆★
・パーフェクトフレンド 野崎まど (MW文) ☆☆☆☆
パーフェクトフレンド<パーフェクトフレンド> (メディアワークス文庫)
- 作者: 野崎まど
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/01/09
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
・ 2 野崎まど (MW文) ☆☆☆☆☆
★古典再読
・果てしなき流れの果てに 小松左京 (ハル文) ☆☆☆☆
・筒井康隆コレクションⅠ 48億の妄想 日下三蔵編(出版芸) ☆☆☆☆
・デッド・エンド 山田正紀 (奇想天) ☆☆☆☆★
◆時代・歴史小説
最後まで努力したのだが、結局こんなさびしい状況となった。「海の翼」
は、歴史小説と呼ぶべきか迷う作品だし。宇江佐もなくなってしまい、
新しいお気に入りを見つけないといけないなあ。
1、海の翼 秋月達郎 (PH文) ☆☆☆☆★
2.天下人の茶 伊東 潤 (文春社) ☆☆☆☆
次、白頭の人 富樫倫太郎 (潮出版) ☆☆☆☆
次、北条早雲 悪人覚醒編 富樫倫太郎 (中公論) ☆☆☆☆
◆フィクション
原田マハに嵌った。ただし、彼女の場合も多作で、絵画絡みの作品以外は
はずれも多かったが。桐野の短編集も素晴らしく恐ろしい。
楽園のカンヴァス 原田マハ (新潮社) ☆☆☆☆★
キネマの神様 原田マハ (文春社) ☆☆☆☆
2、奴隷小説 桐野夏生 (文春社) ☆☆☆☆★
3、下町ロケット2 ガウディ計画 池井戸潤 (小学館) ☆☆☆☆
4、思い出は満たされないまま 乾 緑郎 (集英社) ☆☆☆☆
◆ノンフィクション
サントリー絡みの北康利と、キャパ絡みの沢木の一年だった。春日も相変らず
いい仕事をしている。
1、最強のふたり 佐治敬三と開高健 北康利 (講談社) ☆☆☆☆★
やってみなはれ みとくんなはれ 開高健・山口瞳(新潮文) ☆☆☆☆
吉田茂 ポピュリズムに背を向けて 北康利 (講談社) ☆☆☆☆
2、役者は一日にしてならず 春日太一 (小学館) ☆☆☆☆★
3、流星ひとつ 沢木耕太郎 (新潮社) ☆☆☆☆
キャパへの追走 沢木耕太郎 (文春社) ☆☆☆☆
次、ウルトラマンが泣いている 円谷英明 (講現新) ☆☆☆☆
ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗 (講談社現代新書)
- 作者: 円谷英明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/07/26
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (5件) を見る
次、探訪 名ノンフィクション 後藤正治 (中公社) ☆☆☆☆