2014年 ジャンル別ベスト (SF、歴史、小説、NF)

◆SF、ホラー、ファンタジー

ここはもう、1が別格。あと二年はトップの座を譲らないだろう。それ以外は恒川の「金色
機械」が、素晴らしい伝奇SFでベスト。「突変」も大傑作。ジャンルは相変らず盛況。
   
1、天冥の標Ⅶ 新世界ハーブC     小川一水  (早川文) ☆☆☆☆☆

 

天冥の標VII 新世界ハーブC (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標VII 新世界ハーブC (ハヤカワ文庫JA)

 

 


  天冥の標Ⅷ ジャイアント・アーク1 小川一水  (早川文) ☆☆☆☆☆

 

天冥の標VIII ジャイアント・アークPART1 (ハヤカワ文庫JA)
 

 

 
       天冥の標Ⅷ ジャイアント・アーク2 小川一水  (早川文) ☆☆☆☆☆ 

 

 


2、金色機械              恒川光太郎 (文春社) ☆☆☆☆★

 

金色機械

金色機械

 

 


  スタープレイヤー          恒川光太郎 (角川書) ☆☆☆☆

 

スタープレイヤー (単行本)

スタープレイヤー (単行本)

 

 


3、大江戸恐竜伝5           夢枕 獏  (小学館) ☆☆☆☆★

 

大江戸恐龍伝 第五巻

大江戸恐龍伝 第五巻

 

 


  大江戸恐竜伝4           夢枕 獏  (小学館) ☆☆☆☆

 

大江戸恐龍伝 四 (小学館文庫)

大江戸恐龍伝 四 (小学館文庫)

 

 


4、突 変               森岡浩之  (徳間文) ☆☆☆☆★

 

突変 (徳間文庫)

突変 (徳間文庫)

 

 
  夢の樹が接げたなら          森岡浩之  (早川文) ☆☆☆☆

 

夢の樹が接げたなら (ハヤカワ文庫JA)

夢の樹が接げたなら (ハヤカワ文庫JA)

 

 


5、深紅の碑文             上田早夕里 (早川J) ☆☆☆☆

 

深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

 

 

 

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

 

 

 

6、機巧のイヴ             乾 緑郎  (新潮社) ☆☆☆☆

 

機巧のイヴ

機巧のイヴ

 

 


7、イン・ザ・ヘブン          新井素子  (新潮社) ☆☆☆☆

 

イン・ザ・ヘブン

イン・ザ・ヘブン

 

 


8、オービタル・クラウド        藤井太洋  (早川書) ☆☆☆☆

 

オービタル・クラウド

オービタル・クラウド

 

 


9、新 生               瀬名秀明  (河出新) ☆☆☆☆

 

新生 NOVAコレクション

新生 NOVAコレクション

 

 

次、みずは無間             六冬和生  (早川J) ☆☆☆☆

 

 


次、ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち  仁木 稔  (早川J) ☆☆☆☆

 

 


次、非写真               高橋克彦  (新潮社) ☆☆☆☆

 

非写真

非写真

 

 


次、繁栄の昭和             筒井康隆  (文春社) ☆☆☆☆

 

繁栄の昭和

繁栄の昭和

 

 


次、無伴奏ソナタ   オースン・スコット・カード  (早川文) ☆☆☆☆

 

 

 


◆時代・歴史小説

御三家が振るわず、新人も見当たらず、伊東の一人勝ち状態。はやく、直木賞をとって
ほしい。

1、天地雷動            伊東 潤 (角川書) ☆☆☆☆★

 

天地雷動 (単行本)

天地雷動 (単行本)

 


  峠越え             伊東 潤 (講談社) ☆☆☆☆

 

峠越え

峠越え

 

 


  池田屋乱刃   伊東 潤 (講談社) ☆☆☆☆

 

池田屋乱刃

池田屋乱刃

 

 


2、西郷隆盛 命もいらず名もいらず 北 康利 (WAC) ☆☆☆☆

 

西郷隆盛 命もいらず 名もいらず

西郷隆盛 命もいらず 名もいらず

 

 

 
◆フィクション

今更ながら、池井戸の三作に感動しました。すみません。でも、半沢シリーズを読むか
どうかは未定。あ、君たちに明日はない、が完結しました。TV復活しないかな。

1、下町ロケット           池井戸潤 (小学館) ☆☆☆☆★

 

下町ロケット

下町ロケット

 

 


  空飛ぶタイヤ           池井戸潤 (実業日) ☆☆☆☆★

 

空飛ぶタイヤ

空飛ぶタイヤ

 

 


  鉄の骨               池井戸潤 (講談社) ☆☆☆☆

 

鉄の骨

鉄の骨

 

 


2、迷子の王子 君たちに明日はない5 垣根涼介 (新潮社) ☆☆☆☆

 

迷子の王様: 君たちに明日はない5

迷子の王様: 君たちに明日はない5

 

 


3、悪 事              小池昌代 (扶桑社) ☆☆☆☆

 

悪事

悪事

 

 

次、サイレントステップ        本城雅人 (新潮社) ☆☆☆☆

 

サイレントステップ

サイレントステップ

 

 


次、タンポポの雪が降っていた     香納諒一 (角川文) ☆☆☆☆

 

 


◆ノンフィクション

1には驚いた。でも、柳澤には別のジャンルも描いてほしい。まあ、1も含めて全部過去の話なんだけれど、NFはそれが当たり前か。

1、1964年のジャイアント馬場       柳澤 健 (双葉社)  ☆☆☆☆★

 

1964年のジャイアント馬場

1964年のジャイアント馬場

 

 


2、直木賞物語                川口則弘 (バジリ) ☆☆☆☆★

 

直木賞物語

直木賞物語

 

 


3、角川映画 1976-1986 日本を変えた10年 中川右介 (角川書)  ☆☆☆☆

 

 


4、カッパ・ブックスの時代         新海 均 (河出ブ) ☆☆☆☆

 

カッパ・ブックスの時代 (河出ブックス)

カッパ・ブックスの時代 (河出ブックス)

 

 


5、246                 沢木耕太郎(スイチ) ☆☆☆☆

 

246

246

 

 

次、小林信彦萩本欽一 ふたりの笑タイム       (集英社) ☆☆☆☆

 

 


次、なぜ時代劇は滅びるのか         春日太一 (新潮新) ☆☆☆☆

 

なぜ時代劇は滅びるのか (新潮新書)

なぜ時代劇は滅びるのか (新潮新書)

 

 


  時代劇は死なず!            春日太一 (集英新) ☆☆☆☆

 

時代劇は死なず!―京都太秦の「職人」たち (集英社新書)

時代劇は死なず!―京都太秦の「職人」たち (集英社新書)

 

 


★古典再読
 ・ストロベリー・ロード          石川 好 (七つ森) ☆☆☆☆

 

ストロベリー・ロード (ノンフィクション・シリーズ“人間”)