2012年 ジャンル別ベスト (SF、歴史、小説、NF)

◆SF、ホラー、ファンタジー

 SF界は本当に良い新人を輩出している。「新世界より」のアニメ化には驚いた。

 1、天冥の標5 羊と猿と百掬の銀河   小川一水 (早川文) ☆☆☆☆★

 

 


   天冥の標6 宿怨 PART1       小川一水  (早川文) ☆☆☆☆

 

天冥の標 ? 宿怨 PART1

天冥の標 ? 宿怨 PART1

 

 


   天冥の標6 宿怨 PART2       小川一水  (早川文) ☆☆☆☆

 

天冥の標6 宿怨 PART 2 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標6 宿怨 PART 2 (ハヤカワ文庫JA)

 

 


 2、Deliver (デリバリー)       八杉将司  (早川J) ☆☆☆☆★

 

Delivery (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

Delivery (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

 

 


 3、天狼新星             花田 智  (早川J) ☆☆☆☆★

 

 


 4、屍者の帝国        伊藤計画×円城塔  (河出書) ☆☆☆☆

 

屍者の帝国

屍者の帝国

 

 


 5、盤上の夜             宮内雄介  (創元社) ☆☆☆☆

 

盤上の夜 【創元日本SF叢書版】 (創元日本SF叢書)

盤上の夜 【創元日本SF叢書版】 (創元日本SF叢書)

 

 

 次、リリエンタールの末裔       上田早夕里 (早川文) ☆☆☆☆

 

リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)

リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)

 

 


 次、リライト   法条 遥  (早川J) ☆☆☆☆

 

リライト (ハヤカワ文庫JA)

リライト (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

◆時代・歴史小説

 結局、今年は安部の充実度を冲方よりも評価することにした。

 1、等 伯          安部龍太郎  (日経新) ☆☆☆☆★

 

等伯(上)

等伯(上)

 

 

 

等伯 〈下〉

等伯 〈下〉

 

 


   レオン氏郷         安部龍太郎   (PHP) ☆☆☆☆

 

レオン氏郷

レオン氏郷

 

 


 2、光圀伝            冲方 丁     (角川書) ☆☆☆☆★

 

光圀伝

光圀伝

 

 


 3、花見ぬひまの        諸田玲子   (中央公) ☆☆☆☆

 

花見ぬひまの

花見ぬひまの

 

 

 古典、赤い影法師       柴田錬三郎  (新潮文) ☆☆☆☆

 

赤い影法師 (新潮文庫)

赤い影法師 (新潮文庫)

 

 


 古典、木枯し紋次郎        笹沢左保   (光文文) ☆☆☆☆

 

木枯し紋次郎(上): 生国は上州新田郡三日月村 (光文社時代小説文庫)

木枯し紋次郎(上): 生国は上州新田郡三日月村 (光文社時代小説文庫)

 

 



◆フィクション

 1、2、3、どれも素晴らしい。3以外はあまり評判になっていないが、見逃す
 手はないと思う。

 1、勝ち逃げの女王           垣根涼介  (新潮社) ☆☆☆☆★

 

勝ち逃げの女王―君たちに明日はない〈4〉

勝ち逃げの女王―君たちに明日はない〈4〉

 

 


 2、球界消滅              本城雅人  (文春社) ☆☆☆☆★

 

球界消滅

球界消滅

 

 


 3、百年法               山田宗樹  (角川書) ☆☆☆☆

 

百年法 上

百年法 上

 

 

 

百年法 下
 

 


 4、サヴァイヴ             近藤史恵  (新潮社) ☆☆☆☆

 

サヴァイヴ

サヴァイヴ

 

 


 5、ディーセント・ワーク・ガーディアン 沢村 凛  (双葉社) ☆☆☆☆

 

ディーセント・ワーク・ガーディアン

ディーセント・ワーク・ガーディアン

 

 

 次、ツリー・ハウス           角田光代  (文春社) ☆☆☆☆

 

ツリーハウス

ツリーハウス

 

 


 次、四重奏               小林信彦  (幻戯書) ☆☆☆☆

 

四重奏 カルテット

四重奏 カルテット

 

 


 次、船に乗れ!             藤谷 治  (ジャイ) ☆☆☆☆

 

船に乗れ!〈1〉合奏と協奏

船に乗れ!〈1〉合奏と協奏

 

 

 

船に乗れ!(2) 独奏

船に乗れ!(2) 独奏

 

 

 

船に乗れ! (3)

船に乗れ! (3)

 

 


 次、氷山の南              池澤夏樹  (文春社) ☆☆☆☆

 

氷山の南

氷山の南

 

 


 

◆ノンフィクション

 1、戦後SF事件史      長山靖夫  (河出ブ) ☆☆☆☆★

 

戦後SF事件史---日本的想像力の70年 (河出ブックス)

戦後SF事件史---日本的想像力の70年 (河出ブックス)

 

 


 2、ブラック・スワン降臨   手嶋龍一  (新潮社) ☆☆☆☆

 

ブラック・スワン降臨―9・11‐3・11インテリジェンス十年戦争

ブラック・スワン降臨―9・11‐3・11インテリジェンス十年戦争

 

 


 3、凍            沢木耕太郎 (新潮社) ☆☆☆☆

 

凍

 

 

 次、1976年のアントニオ猪木  柳澤 健  (文春社) ☆☆☆☆

 

1976年のアントニオ猪木

1976年のアントニオ猪木