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2011年 3月に読んだ本

JALの機内で、今更「ヤマト」と「ノルウェイの森」の映画を観て、全く期待して
 いなかっただけに、結構両作とも感動してしまった自分に驚いている。やっぱり、監
 督の原作へのリスペクトが良く解るところがいいんだよね。高島礼子佐渡先生とは
 恐れ入った。しかも、アナライザーをこう使うか。

 ●6117 松本清張傑作短篇コレクション 上(ミステリ)宮部みゆき編(文春文)☆☆☆☆

 図書館で美本(文庫だけど)を上下と見つけて、そう言えば箕浦さんが清張ばかり読ん
 でいたなあ、と思い出して手に取ったらやめられなくなった。清張と言えば、僕らの世
 代にとっては乱歩の紡いだ「夢」を楽園から追放した憎っくき敵であった。中学生時代
 のカッパノベルス全盛時代読んだ「点と線」ゼロの焦点」は全然つまらなかった。「
 砂の器」「眼の壁」はまだマシだったけど、結局清張にのめりこむことはなかった。そ
 の後角川文庫になった短編集は結構読んだかもしれないが。それが、昨年TVで清張の
 芥川賞受賞作「或る『小倉日記』伝」のドキュメンタリー(解説が阿刀田高)とたけし
 の「点と線」の再放送を見て、特に前者には大いに興味をそそられた。(「点と線」
 メイントリックは相変らずダメだけど。しかし、大鶴義丹よ、これでいいのか?)本書
 はとにかく宮部の前口上が楽しい。そして、清張の短編が驚くほどハードボイルドであ
 ること、省略が効いていて無駄な心理描写や説明文がないことに感心した。これは司馬
 遼太郎とは真逆である。また、これが阿刀田高の文章にも影響を与えている気がする。
 そして、たぶんガキのころには、この省略の持つ深みは理解できなかっただろうと改め
 て思う。文学の本質は描かないことにあるのだ。作品的には「或る『小倉日記』伝」が
 思ったより短くて印象深い。「一年半待て」「地方紙を買う女」も、ストイックな描写
 が深みを高めている。「真贋の森」は描写は丁寧で重厚だが、結末があっけないまでに
 シンプルで余韻が深い。そう、清張の短編は倒叙ミステリのお手本と言えるのだ。

 ●6118  ダブル  (ミステリ) 永井するみ (双葉文) ☆☆☆★

 本書も、派手な連続殺人らしくて、いつもなら永井のダメパターンなので読むのをやめ
 ようかと思ったのだけれど、ネットで評判が良く、また巻末のインタビューでも自信を
 持って語っているような気がして読み出した。そうか、この手があったのか。隣のサイ
 コさん、女性バージョンを描かせれば確かに永井は抜群だろう。また、犯人が最初から
 丸解り?というのも、いつものミステリ的破綻を避けられている(気がする)このパタ
 ーンは一時期小池真理子が使っていた。(「夜ごとの闇の奥底で」「ナルキッソスの鏡」
 等々)ただ、彼女が数作で捨ててしまったように、このパターンは応用がそれほど効か
 ないんだよね。ワンパターン。(小池はこの後「恋」で直木賞をとったんだけど、結局
 永井には「恋」が書けなかった・・・)で、本書は残念ながら、ラストでつまずいた。
 どんでん返しをきれいに収斂させることに失敗した。永井の実力からして、それほどハ
 ードルが高いとは思えないのだが。きっとどこかに計算違いが生じたのだろう。個人的
 には乃々香は吉高由里子、多恵は内山理名で決まり。

 ●6119 松本清張傑作短篇コレクション 下(ミステリ)宮部みゆき編(文春文)☆☆☆☆

 宮部はこのコレクションを非常に多くの切り口で編んでいるので、清張の圧倒的なスケ
 ールは良く解るが、残念ながらすべてが傑作とは思わない。(特にノンフィクション系
 は「西郷札」も含め、肌に合わないものが多い)名作「張り込み」を初め、もっと傑作
 がいっぱいあったのでは、という気が(わがままにも)今回はした。というのも、上巻
 で良いと思った作品はすべて昭和二十年末から三十年前半に集中しているのだ。それ以
 降の作品は晩年になるほど僕には長くて無駄が多く感じられた。例えば本書収録の「生
 けるパスカル」(46年)などは冗長である。「支払いすぎた縁談」や「鴉」は三十年
代で短いので、面白く読んだが、傑作というほどのレベルではない。しかし、本書には
上巻を凌ぐ凄い作品があった。それは「松本清張賞受賞作家に聞きました」というコー
ナーの、横山秀夫の「『地方紙を買う女』もどきを書いてみる」という作品である。上
巻で「地方紙」は再読していたので、それを踏まえるとこの作品の凄さ、ラストの清張
顔負けの鋭さが浮かび上がる。しかし、読者は一方ではその凄さよりも更に清張が上回
ってることも、横山の清張へのリスペクトと共に痛感させられる、という奇跡のような
佳品なのである。素晴らしく気の利いた(美しい)オマージュであり、創作実習でもあ
る。さすが横山、としか言いようがない。

 ●6120 日本SF精神史 (評論) 長山靖生 (河出書) ☆☆☆★

 昨年のSFベスト等々で高く評価された作品だが、やはり僕はサブカルチャーの歴史を
 明治・大正(江戸)まで遡ってしまうと、急に興味がなくなる。確かに、宮武骸骨を読
 んでいるような面白さを感じる部分もあるのだが、僕はつくづく書誌学には向いていな
 い。だから古本にもそれほど興味がないのだ。本書もミステリと同じく駆け足であっと
 いう間に終わってしまう、昭和30年代以降のSF通史こそが僕の興味のど真ん中。是
 非続編を期待したい。

 ●6121 逃げゆく物語の話 (SF) 大森望編 (創元文) ☆☆☆☆

 ゼロ年代10年間の国内SFのベスト。(の片割れ)こういうベストは、どうしてもチ
 ョイスが難しい。個人的には乙一は「夏と花火と私の死体」だと思うし、小林泰三は「
 獣の記憶」、飛浩隆は「デュオ」だと思う。(あ、でもそれだと90年代になってしま
 うのか)改めて思ったのは、実は山本弘が短編の名手だということ。収録作「闇が落ち
 る前に、もう一度」も悪くはないが、「時分割の地獄」と「詩音が来た日」という歴史
 に残る傑作をものにしている。それでも、古橋秀之(初読)の「ある日、爆弾がおちて
 きて」には見事にやられてしまい、森岡浩之「光の王」も似たような部分もあるが面白
 く読んだ。そして沖方丁マルドゥック・スクランブルー200」の迫力には圧倒され
 てしまった。津原泰水の「延長コード」も奇妙な良い味を出している。というわけで、
 トータルでは十分おつりがでる出来でした。

 ●6122 鬼 (ホラー) 今邑 彩 (集英社) ☆☆☆

 性懲りもなく読んでますが、さすがにやや飽きが来た。作者も言っているように作品的
 には前半の90年代初期の作品よりも、表題作や「黒髪」のようなゼロ年代の作品の方
 が出来が良い。文体が成熟している。今回も何となく「緋い記憶」を思わせるのだが、
 残念ながら「よもつひらさか」などに比較すると、ちょっとストーリーの熟成が足りな
 く、もう少しひねりがほしいと思ってしまう。何か本書を初め、急に図書館が今邑本を
 購入しているのだが、これは「ルームメイト」のヒットをきっかけに今邑がブレイクし
 ているということなのだろうか?(「ルームメイト」を予約したら200番以上で驚い
 た)今邑を再読し始めたときは「ルームメイト」のヒットなど全然知らなかったのだが。

 ●6123 井沢元彦の戦乱の日本史 (歴史) 井沢元彦 (小学館) ☆☆☆

 読んでいる間は面白いのだが、読了後考えてしまう。というのも、内容はほとんど「逆
 説の日本史」と重なっていて、どこかで聞いた話ばかりなのだ。しかし、小室直樹なら
 ばその重複こそが学問の森の奥深さに感じるのだけれど、井沢は残念ながらまだそこま
 ではとどいていないということなのだろう。(前にも同じことを書いた気がするが)

 ●6124 松本清張傑作短篇コレクション 中(ミステリ)宮部みゆき編(文春文)☆☆☆☆

 図書館には中がなかったので、最初は上下しかないと思っていた。しかし、中には宮部
 が行った清張ベスト10のアンケートが載っているというので、結局予約をして入手、
 読み出した。(上下と違って本が汚れていたのには閉口したが)まず、期待のベストは
 全く意外性がなくてがっかり。大河のベストが「平家物語」になるように、清張作品を
 ほとんど映像とリンクさせて評価しているのには閉口。作品のテーマは「淋しい女」と
 「不機嫌な男たち」というので、どうかなと思ったのだが、古い作品が多く結構楽しめ
 た。「巻頭句の女」「式場の微笑み」「カルネアデスの舟板」「空白の意匠」といった
 あたりが、清張の省略の美学や人間の欲望の深層を見事に描いていて、それでいて過剰
 ではなく感心した。ただし、これらが代表作かと言われると少し弱い気もする。

 ●6125 鋏の記憶 (ミステリ) 今邑 彩 (角川書) ☆☆☆

 やっぱり、90年代半ばの今邑は本格ミステリかホラーか、自分の資質、方向性に大い
 に迷っていた、そう感じさせる連作集。何と今回は主人公はサイコメトリーの超能力を
 持っていて、従兄弟の警官も含め周りの人間はみんなそのことを知っていて、誰も不思
 議にも思わない、という恐るべきシチュエイション。もっと、恐ろしい?のは、収録四
 作とも、実はサイコメトリーが登場する必然性が非常に薄いこと。別に普通のミステリ
 として描いても全然問題でなく、そこそこの作品にはなっていただろう、という感じ。
 しかも、全体としてユーモアミステリに流れていっているので、ますますヒロインの超
 能力が浮いてしまっている。

●6126 光を忘れた星で (SF) 八杉将司 (講談社) ☆☆☆☆

 まさか、あの講談社BOXからこんな本格SFが出ていたとは。こんなところまできち
 んとフォローしている大森望に脱帽。舞台は遥か未来、人類が殖民したある惑星。ただ
 し、この星ではなぜか視力が退化し、人類は目を失っていた。ラストで明かされるこの
 世界の成り立ちの謎の正体、いや全体を覆う雰囲気から細部までちょっと「新世界より
 に似すぎているのが困ったものだが、それはまた僕の好みのど真ん中であるということ
 でもある。さすがに新人に視力を失った世界を描くことは難しかったようだが、それで
 も努力賞には十分値するし、それが「新世界」との差別化のポイントでもある。もう少
 し論理に切れがあって、ラストの処理がうまければ、と思うのは贅沢か。そして、読ん
 でいて気付いたのだが、この作品の基本骨格は、僕らの世代の共通記憶である、あの楳
 図かずおの「半魚人」なのである。そう、人ならぬものになってしまった友人の記憶の
 すみに微かに残る友情の物語なのだ。作者の年齢からしてリアルタイムでは読んでない
 だろうけど。

 ●6127 爛れた闇の帝国 (ホラー) 飴村 行 (角川書) ☆☆☆★

 粘膜がとれたって結局一緒じゃないか。しかし、しかし、しかし、本当によくこんなこ
 と思いつくし、小説にできると思う。基本的には即刻半径30キロエリアから脱出した
 い思いなのだが、よくこんな小説にこんな論理的な伏線がはれるものだという驚きもま
 た確かにある。飴村の時空を越えるテクニックには、粘膜蜥蜴に続いて感心してしまう。
 従って、この論理=伏線をメインに描いてくれ、飴村ワールドをせめて半分以下に抑え
 てくれれば、今後もサポートするが、このままならば僕としては申し訳ないが耐えられ
 ない。やめてくれ。これ以上は無理だ。

 ●6128 吉原十二月 (時代小説) 松井今朝子 (幻冬舎) ☆☆☆☆★

 素晴らしい。題名からしてあの「吉原手引草」の続編かスピンアウト作品と思い、嫌な
 感じがしたのだが、杞憂であった。申し訳ない、本書は「手引草」を凌ぐ骨太の傑作で
 ある。思えば「手引草」は、松井がミステリ的プロットと千変万化の文体テクニックと
吉原=廓の薀蓄を披露した、非常に技巧的な変化球であった。それは確かに素晴らしい
出来だが、どこかつくりものめいた冷たさがあった。しかし、本書は剛球ストレートで
ある。成長小説である。小夜衣と胡蝶という二人の希代の花魁の物語を、十二月の江戸
暦に合わせて語っていく技の冴え。(ちなみに、ここには松井の性である芝居が全く出
てこない。遂に歌舞伎を卒業し、吉原という新たな金脈を発見したようだ)特にラスト
が素晴らしい。見事なハッピーエンドにしみじみとしてしまう。(何となく「グリーン
マイル」のラストを思い浮かべた)これは是非映像化に期待したい。残念ながら二人を
演ずることの出来る女優がすぐには思い浮かばないのだが。

●6129 ダーク・ゾーン (SF) 貴志祐介 (祥伝社) ☆☆☆

 絶好調の貴志が、早くも新刊。ただ、出版社が微妙でちょっと心配。で、読み出してい
 きなり衝撃。「眼が覚めると、そこは戦場だった」こりゃ、まるっきり永井豪の名作「
 真夜中の戦士」そのまんまじゃないか。まあ、作者自体がそう作中で告白してしまうの
 だけれど。残念ながら、その設定を使って新たな物語の構築に成功したとは言えない。
 ゲームの世界と現実の将棋の奨励会の戦いが並列に描かれるところなどは、最初はわく
 わくしたのだが、結局現実世界のミステリ部分があまりにも陳腐であり、ゲームの部分
 はご存知の通りゲームに全く興味がない僕には退屈であった。キャラクターが現実とゲ
 ームのふたつの名前を持っているところなどは、鴻上の演劇みたいで面白かったのだが。

●6130 星と輝き、花と咲き (時代小説) 松井今朝子 (講談社) ☆☆☆★

 いかにも、宝塚的な題名と表紙に少し引いてしまい、予約をしてまで読むことはない、
 と思っていたら、案外早く書架で見つけた。やはり、書評もあまりでず、WEBでの評
 判もいまひとつ芳しくないようだ。本書は、時代小説と書いたが、明治時代の実在の女
 義太夫、竹本綾之助の伝記であり、ノンフィクションと書くべきなのだろうが、どうも
 それほどの深い描写がなく物足りない。著者の作品の中では「奴の小万」の系列と言え
 るだろうが、熱さはだいぶ落ちる気がする。それにしても綾之助といい小万といい、著
 者の描くヒロインの恋愛の男っぽいこと。その一方、役者、特に女形の恋愛は女っぽい。
 この倒錯こそが、松井の本質なのかもしれない。本書は、明治時代のオッカケの話がメ
 インのように評されているが、そもそも短編で著者は江戸時代のオッカケも書いていた
 はず。短編ならいいが、長編一冊オッカケの話ではなあと思っていたが、本書でもその
 部分は量的には少ない。ただ、ラストの山口百恵的引退騒動にしても、どうにも全体に
 芸能裏話的で深みがないのだ。ちょっとネガティブに書きすぎた。もちろん、本書は気
 持ちのいいサクセスストーリーとして楽しく一気に読める。ただ、僕が著者に求めるも
 のが勝手に高すぎるのかもしれない。なんだかんだいって、たぶんこれで著者の小説は
 全て読んでしまったのではないだろうか。

 ●6131 ポリティコン (小説) 桐野夏生 (文春社) ☆☆☆☆

 やはり桐野は凄い。今回も圧倒された。舞台は東北に今も残る「あたらしき村」と同じ
 理想郷「唯腕(イワン)村」。しかし、今や村は日本の農村が共通して抱える問題、老
 齢化・過疎の前に崩壊寸前の絶望郷と化していた。小さなコミューンの中に渦巻く妬み、
 嫉み。愛憎と嫉妬と身勝手の絡み合い。水面下に隠された欲望と乱れた関係。そこに真
 矢という美少女と脱北者たちの擬似家族が入村してから、村は破滅に向かって加速度を
 増していく。先祖が立ち上げた理想郷「イワン村」の新理事長の高浪東一は、言いなり
にならない初恋の人真矢を叩き売って金をせしめ、親の威光を借りて「平成版農業ディ
 ズニーランド」として再編することに成功したと見えたが、おのれの強欲とメンバーの
 離反によって権力の座から転落する。東一という一見まともな俗物王(正にイワンの馬
 鹿)に支配された村は裏「東京島」。真矢の存在は「グロテスク」。身勝手な老人たち
 は「魂藻え」暑苦しい情熱と燃え上がる悪意と醒めた絶望は「OUT」「残虐記」「ナ
 ニカアル」「メタボラ」等々、今までの桐野作品の集大成とも言うべき大作である。唯
 一、脱北者を含めた五條瑛的世界が今回の目玉と言えるが、これも最後まではっきりと
 した姿を現さないのが如何にも著者らしい。不条理の象徴としての携帯の使い方がうま
 い。ただ今回は(いや今回も、というべきか)ラストがうまく閉じられなかった。最後
 の真矢のセリフは如何にも説得力がない。竜頭蛇尾。桐野には構築美を求めても無駄な
 のは承知しているのだが、作者が飽きてしまったのか?と疑ってしまう。もったいない。

●6132 人生に希望をくれる12の物語 (エッセイ)鴻上尚史講談社)☆☆☆☆

 見逃していた鴻上の08年の作品。鴻上が同世代である、というのが良く解るチョイス。
 ただ、これが今にどれだけの影響力を与えられるかは疑問だけれど。まずは、何と「ア
 ルジャーノン」。確かに僕らの学生時代には一部のSFマニアのものであった。ただ、
 僕は短編しか読んでないんだよね。この内容を長編にする必然性が昔は解らなかった。
 で、今回鴻上の文章を読んで長編を読んでみたくなった。確か短編ではチャーリーの両
 親などそんなに描かれてなかったと思う。最後の二行を確認したい。次は定番「百年の
 孤独」。いったい何回トライして途中でギブアップしたことか。(たぶん、「薔薇の名
 前」と「百年の孤独」が双璧)で、後半「大いなる助走」がでてきて、「ガープの世界
 (映画の方)、そして「羊をめぐる冒険」で終わる。太宰やカフカもでてくるが、ここ
 には間違いなく僕らの世代の歴史がある。「ガープの世界」も、もう一度観てみたい。


 ついに「川の底からこんにちわ」がレンタルになって、早速観ました。前半ギャグがす
 べるので、大丈夫かなあと思ったんだけど、後半は怒涛の嵐。とにかく、満島ひかり
 すごすぎ。まいりました。ああ、しじみのパックオンの社歌が頭から離れない・・・・
 ちなみに、僕には、しじみの幕府?に聞こえたのですが、嫁さんは耳がいいので聞き取
 れたようです。まだ見てない方、是非ツタヤに突撃してください。