マイ・シューバル&ペール・ヴァールーおすすめ神5

87分署を書いたら、やはりマルティン・ベックがついてくる。僕はこちらの方が、圧倒的に好きだ。最近、スウェーデンからの直訳が出ているが、それほどのめり込まなかった。やはり、このシリーズは訳者の高見浩の文章の力も大きかったのだと思う。コルベリとラーソンは今でも時々思い起こす。あ、ステントルムも。

 

①笑う警官

 

笑う警官 刑事マルティン・ベック (角川文庫)

笑う警官 刑事マルティン・ベック (角川文庫)

 

 

②ロゼアンナ

 

ロセアンナ 刑事マルティン・ベック (角川文庫)

ロセアンナ 刑事マルティン・ベック (角川文庫)

 

 

③唾棄すべき男

 

唾棄すべき男 (1976年) (海外ベストセラー・シリーズ)

唾棄すべき男 (1976年) (海外ベストセラー・シリーズ)

 

 

④密室

 

密室 (角川文庫 赤 520-8)

密室 (角川文庫 赤 520-8)

 

 

⑤消えた消防車

 

消えた消防車―推理小説 (角川文庫 赤 520-3)

消えた消防車―推理小説 (角川文庫 赤 520-3)

 

 

エド・マクベインおすすめ神5

ウェストレイクを選んだら、同時にマクベインもついてくる。僕がミステリマガジンを初めて読んだ70年代後半は、二人がツートップだった。でも、マクベインは87分署の初期しか読んでないんだよね。

 

①殺意の楔

 

殺意の楔 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

殺意の楔 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

 

 

②キングの身代金

 

キングの身代金 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-11)

キングの身代金 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-11)

 

 

③電話魔

 

電話魔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-13)

電話魔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-13)

 

 

④クレアが死んでいる

 

 

⑤酔いどれ探偵街を行く

 

酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫)

酔いどれ探偵街を行く (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

 

ドナルド・E・ウェストレイクおすすめ神5

①やとわれた男

 

やとわれた男 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

やとわれた男 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

 

②殺しあい

 

殺しあい (ハヤカワ・ミステリ文庫 24-2)

殺しあい (ハヤカワ・ミステリ文庫 24-2)

 

 

③ジミー・ザ・キッド

 

ジミー・ザ・キッド (角川文庫)

ジミー・ザ・キッド (角川文庫)

 

 

④刑事くずれ/蝋のりんご

 

刑事くずれ/蝋のりんご (Hayakawa pocket mystery books)

刑事くずれ/蝋のりんご (Hayakawa pocket mystery books)

 

 

⑤斧

 

斧 (文春文庫)

斧 (文春文庫)

 

 

次、聖なる怪物

 

聖なる怪物 (文春文庫)

聖なる怪物 (文春文庫)

 

 

+1)悪党パーカー/人狩り (初読時は良さが分からなかった。いつかじっくりシリーズを読もう)

 

 

若竹七海おすすめ神5

①ぼくのミステリな日常

 

ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)

ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)

 

 

②さよならの手口

 

さよならの手口 (文春文庫)

さよならの手口 (文春文庫)

 

 

スクランブル

 

スクランブル (集英社文庫)

スクランブル (集英社文庫)

 

 

④海神の晩餐

 

海神(ネプチューン)の晩餐

海神(ネプチューン)の晩餐

 

 

⑤依頼人は死んだ

 

依頼人は死んだ (文春文庫)

依頼人は死んだ (文春文庫)

 

 

+1)英国ミステリ道中ひざくりげ

 

英国ミステリ道中ひざくりげ

英国ミステリ道中ひざくりげ

 

 

スコット・トゥローおすすめ神5

推定無罪

 

推定無罪(上) (文春文庫)

推定無罪(上) (文春文庫)

 

 

②無罪 (この2作はセットで読まなければならない。それまでは、僕は③がトゥローのベストだった)

 

無罪 INNOCENT 上 (文春文庫)

無罪 INNOCENT 上 (文春文庫)

 

 

③有罪答弁

 

有罪答弁

有罪答弁

 

 

④立証責任

 

立証責任〈上〉

立証責任〈上〉

 

 

⑤囮弁護士

 

囮弁護士

囮弁護士

 

 

フレデリック・フォーサイスおすすめ神5

ジャッカルの日

 

 

オデッサ・ファイル

 

オデッサ・ファイル (角川文庫)

オデッサ・ファイル (角川文庫)

 

 

③悪魔の選択

 

 

④イコン

 

イコン〈上〉 (角川文庫)

イコン〈上〉 (角川文庫)

 

 

⑤ネゴシエイター

 

ネゴシエイター〈上〉

ネゴシエイター〈上〉

 

 

次、戦争の犬たち

 

 

戦争の犬たち (下) (角川文庫)

戦争の犬たち (下) (角川文庫)

 

 

 

 

2017年 12月に読んだ本

●7900 学校では教えてくれない戦国史の授業 (歴史) 井沢元彦 (PHP) ☆☆☆☆

 

学校では教えてくれない戦国史の授業 秀吉・家康天下統一の謎

学校では教えてくれない戦国史の授業 秀吉・家康天下統一の謎

 

 

逆説と違って、こっちは相変わらずいい感じ。とは言っても、時代が時代だけに、最新の学説も結構既に訊いたことが有る。ただ、その整理には非常に良い。そして、一番残ったのは、いつも当たり前に思うのに、歴史上では言及されない、賤ヶ岳での前田利家の裏切り。その理由が何となく分かったのが、おかしい?

そして、結局秀吉というのは主君を乗っ取った(井沢は大石内蔵助が浅野家を再興した後、浅野家を乗っ取るようなもの、と評したのは鋭い)のに、なぜここまで庶民に好かれたのか。しかも、本来なら最終勝者の徳川から徹底してあしざまに書かれそうなのに。このあたりが、もう少し深掘りすれば、結構重要な日本人論になるのではないだろうか。

僕の故郷の和歌山(の南部)は、本来なら御三家、それも暴れん坊将軍の故郷なのだから、徳川びいきのはずなのに、少なくとも僕の少年時代は親父を始め、豊臣ファンばかりで、徳川びいきは誰もいなかった。また、夏祭りのかけ声が「ちょうさんじゃい」で、これが「逃散」であることに大人になってから気づいた。米のとれない紀州で、50万石を得るために、いかに厳しい取り立てがあったか、そして農民がいかに徳川を恨んでいたか、がよく分かるのである。

 

●7901 歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド (書評) 大矢博子 (文春文)☆☆☆★

 

歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド (文春文庫 お 72-1)

歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド (文春文庫 お 72-1)

 

 

全部で488冊、という膨大な読書ガイド。一応僕は50冊くらい読んでいる。冒頭の銭形平次のくだりの面白さなあど、大森に似ている点が多々あるのだが、内容は個人的には大森の4掛けというところか。正直、作品より、自分の言いたいことを優先している感じ。やっぱマニア魂が足りない。大森は、広く深く、だけれど、大矢は広いけど浅い。

たぶん、大矢にチャンは読めても、イーガンは読めないだろう。まあ、今のイーガンには僕もお手上げですが。歴史小説の本に、いったい何を書いてるのやら。

そうは言っても「火怨」だとか「等伯」だとか、きちんと評価していてくれうれしい反面、「雷桜」や「かってまま」が抜けちゃだめだろうととも思う。

読んでみたいと思ったのは、半村良の「どぶろく」とそれをトリビュートしたらしい宮部の「ぼんくら」、そしてタイムスリップものとしての「戦国自衛隊」と「君の名残を」だ。前者は現代人が信長になる話しとてっきり思い込んでいたが、全然違うらしい。