2017年 9月に読んだ本

●7867 盤上の向日葵 (ミステリ) 柚月裕子 (中公社) ☆☆☆☆

 

盤上の向日葵

盤上の向日葵

 

 

冒頭が素晴らしい。羽生をモデルにした将棋の六冠王壬生と、東大卒のIT長者から奨励会を経ずプロ入りした、これまた天才上条の、七冠をかけた決戦が将棋の駒の街、天童で始まろうとしていた。しかし、そこには埼玉県警の二人の刑事(一人はまるで、「孤狼の血」から抜け出たような石破と、奨励会で夢破れ刑事になった佐野のコンビ)が立ち会っていた。

物語はそこで、一気に30年前の諏訪にとび、貧乏な天才少年と、それを助ける将棋好きの先生のストーリーとなる。そして、現在と過去がカットバックで描かれるのだが、そのディティールが太くて、うまくて、分厚い作品を一気に読んでしまった。

では、大傑作かといわれると、これまた困る。小説としては文句はないのだが、ミステリとしては、これは「砂の器」だと、すぐに気づいてしまう。また、終盤の真剣師小池重命をモデルにした、東名重慶のくだりも、面白いのだが、ミステリとしては厳しく言えば陳腐なできだ。

まあ、でもいい。これだけ書いてくれれば十分だ。これで、「慈雨」を入れれば、おすすめ神7がそろった。「慈雨」を僕は評価しないが、本の雑誌No1なんだからいいだろう。

 

●7868 浪漫疾風録 (NF) 生島治郎 (講談社) ☆☆☆★

 

浪漫疾風録 (講談社文庫)

浪漫疾風録 (講談社文庫)

 

 とあるブログで本書の存在を知った。小林、都筑、常盤、等々当時の編集長の話はいくつも読んだが、そう言えば生島=小泉太郎に関しては、読んだことがない、という気がして読み出した。

早川ミステリマガジン創刊時の、田村隆一都筑道夫田中小実昌福島正実、といったメンバーや、佐野洋結城昌治開高健、といった作家たちが次々実名で登場する。当然、妻の小泉喜美子もでてくる。そして、後半出てくる小林信彦の意外なイメージには驚いた。

というわけで、クイクイ一気に読んだのだが、ちょっと合格はつけられない。というのも、著者自身のみが越路という仮名であり、何だかなあ、という感じなのだ。そのせいかもしれないが、すべてにおいて少し掘り下げが足りない気がした。漫画原作みたいなのだ。楽しんでおいて、文句言って悪いが。

 

●7869 監督の問題 (フィクション) 本城雅人 (講談社) ☆☆☆★

 

監督の問題

監督の問題

 

 著者の作品は、野球がテーマだと、魅力が増す感じなのだが、本書は表紙から分かるようにユーモアを狙っていて、微妙な出来。まあ、楽しく読みはしたのだが、それ以上でもなく、それ以下でもない。

珍しく書下ろしの連作短編集なので、何か仕掛けを期待したのだが・・・

 

●7870  幻視街  (SF)  半村良  (講談社) ☆☆☆

 

幻視街 (角川文庫)

幻視街 (角川文庫)

 

 

 半村良もなかなか神7が作れなくて、77年のブログで見つけた古い本を読み出したがイマイチ。冒頭の一番長い「獣人街」は、迫力があって読ませるが、結局よく分からない。これは、新しい聖書の物語なのか。次の「巨根街」はツツイにでもまかせたほうがいいのでは?

「妖星伝」「岬一郎」「産霊山」「石の血脈」あたりまでは、スラスラでるのだが。

 

●7881 名探偵傑作短編集 法月綸太郞編 (ミステリ) 法月綸太郞 (講談文) ☆☆☆

 

名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇 (講談社文庫)
 

 

法月、御手洗、火村の三大?名探偵の企画短編集の第一弾は法月綸太郞。なんだけれど、イマイチのれなかった。こういうとき、自分は本当にパズラーファンなのかと思ってしまう。若い頃はあれほど、クイーンの国名シリーズの解決シーンだけを読んだりしたのに、本書の論理の繰り返しが面倒に感じるのだ。(特に「リターン・ザ・ギフト」。もっとシンプルにした方が傑作になった気がする)僕が変わったのか、作品が悪いのか・・・

収録作は全部読んだはずなのに、ほとんど記憶にないのにあきれる。さすがに協会賞を獲った「都市伝説パズル」は覚えていたが、初読ほどの面白さは感じなかった。

 

●7882 ディレクターズ・カット (ミステリ) 歌野晶午 (幻冬舎) ☆☆☆★

 

ディレクターズ・カット

ディレクターズ・カット

 

 

著者の「密室殺人ゲーム」シリーズが苦手な僕には、ちょっと辛い作品。サイコキラーとTVのやらせを使った、どんでん返しは、よく出来ているような、予想通りのような。とにかく、こういうキャラや文体は苦手なのだ。申し訳ないけど。

 

●7883 落語 魅捨理全集 坊主の愉しみ (ミステリ) 山口雅也  (講談社) ☆☆☆★ 

 

落語魅捨理全集 坊主の愉しみ

落語魅捨理全集 坊主の愉しみ

 

 これまた、無粋な僕には苦手なジャンルだけれど、冒頭の「坊主の愉しみ」にあるダールの名作が使われていて、嗤ってしまった。残念ながら、他にはなかったけれど。全体に思ったより楽しく読んだけれど(ギャグがややすべるが)知識不足の僕が、どこまで理解できたかは不明。

 

●7884 名探偵傑作短編集 火村英夫編 (ミステリ) 有栖川有栖 (講談文) ☆☆☆☆

 

 

この企画、新本格30周年ということらしい。それにしては、解説人が物足りない。本書の杉江はまだましな方だが、大森のように熱い時代をきちんと語ってくれる評論家がミステリにも欲しい。

で、本書だが贔屓なしに、法月よりすごく読みやすかった。細かい分析はやめるが、法月がお手本とする都筑のパズラーも僕は読みにくいので、その編に秘密があるのかも。

本書というか企画本三冊とも全編既読なはずなのに、相変わらず全然記憶がない。特に有栖川の最高傑作?とも言われる「スイス時計の謎」がずっと気になっていて、今回やっと本書で再読できた。

結論は、最初はよく分からなかったのだが、腑に落ちると、やはりこのロジックは美しい、と感心した。(まあ、ネットで誰かがけなしていたように、確かに本音はこのトリックは近代科学捜査の前では無理なのだが・・・これがなければ★もう一つ追加でもいい)ただ、もしこれを僕が法月の文体で読んだら、読み切れたかどうか怪しく思ったのだ。で、本書はなぜか本家クイーンの「ガラスの丸天井付時計」を思い起こすのだ。

その他も、思ったより面白い。「赤い稲妻」の大胆なトリックには驚いたし(まあ、無茶だけれど)「ブラジル蝶」のある機器の使い方も面白い。(杉江が本書がある国名シリーズへのオマージュと書いているのが、分からなくて引っかかる。「Y」のインスツルメンタルではないのだろうか)

残りの3編も悪くない。島田を読んでいる途中に、本書が届き、こっちが面白くて一気に読んでしまった。さて、島田に戻ろう。で、こういうとき、綾辻に名探偵がいないのが痛いなあ。十巻館の愛蔵版は出たみたいだけれど。

 

f:id:smochiduki:20170918121807j:plain

 

 

国内ミステリベスト5、(2010年~2016年)

●2010年

 

①スカウト・デイズ  本城雅人 

 

スカウト・デイズ (講談社文庫)

スカウト・デイズ (講談社文庫)

 

 


②隻眼の少女  麻耶雄嵩 

 

隻眼の少女 (文春文庫)

隻眼の少女 (文春文庫)

 

 


③熱 愛  香納諒一 

 

熱愛

熱愛

 

 


④誘 魔  五條 瑛

 

誘魔〈Old offender〉 (双葉文庫)

誘魔〈Old offender〉 (双葉文庫)

 

 

 

⑤追想五断章 米澤穂信 

 

追想五断章 (集英社文庫)

追想五断章 (集英社文庫)

 

 

●2011年

 

①ジェノサイド   高野和明 

 

ジェノサイド 上 (角川文庫)

ジェノサイド 上 (角川文庫)

 

 

 


②アルバトロスは羽ばたかない      七河迦南  

 

アルバトロスは羽ばたかない

アルバトロスは羽ばたかない

 

 



③折れた竜骨  米澤穂信  

 

折れた竜骨 下 (創元推理文庫)

折れた竜骨 下 (創元推理文庫)

 

 


新宿鮫Ⅹ 絆回廊  大沢在昌 

 

絆回廊 新宿鮫?

絆回廊 新宿鮫?

 

 

 
⑤機龍警察 自爆条項    月村了衛 

 

 

●2012年

 

①64   横山秀夫  

 

64(ロクヨン) 上 (文春文庫)

64(ロクヨン) 上 (文春文庫)

 

 


②機龍警察 暗黒市場   月村了衛 

 

機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド)

機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド)

 

 

 


③ソロモンの偽証  宮部みゆき 

 

ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)

ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)

 

 


④さよならドビュッシー  中山七里 

 

さよならドビュッシー (宝島社文庫)

さよならドビュッシー (宝島社文庫)

 

 

⑤希望の獅子  本城雅人  

 

希望の獅子

希望の獅子

 

 

 ●2013年

 

①幸  香納諒一 

 

幸 SACHI (ハルキ文庫)

幸 SACHI (ハルキ文庫)

 

 

 


②密室蒐集家  大山誠一郎 

 

密室蒐集家 (文春文庫)

密室蒐集家 (文春文庫)

 

 


③悪 党  薬丸 岳 

 

悪党 (角川文庫)

悪党 (角川文庫)

 

 

 
④やがて、警官は微睡む  日明 恩

 

やがて、警官は微睡る

やがて、警官は微睡る

 

 


⑤疫神(やまいがみ)  川崎草志  

 

疫神 (角川文庫)

疫神 (角川文庫)

 

 

●2014年

 

①神の子  薬丸 岳 

 

神の子(上) (光文社文庫)

神の子(上) (光文社文庫)

 

 


  
②夜また夜の深い夜  桐野夏生 

 

夜また夜の深い夜 (幻冬舎文庫)

夜また夜の深い夜 (幻冬舎文庫)

 

 


③絶 叫  葉真中顕 

 

絶叫 (光文社文庫)

絶叫 (光文社文庫)

 

 



④眠りの庭  千早 茜 

 

眠りの庭 (角川文庫)

眠りの庭 (角川文庫)

 

 


⑤ナオミとカナコ  奥田英朗 

 

ナオミとカナコ

ナオミとカナコ

 

 

●2015年

 

犯人に告ぐ2  雫井脩介 

 

犯人に告ぐ : 2 闇の蜃気楼

犯人に告ぐ : 2 闇の蜃気楼

 

 


②王とサーカス  米澤穂信

 

王とサーカス

王とサーカス

 

 

 
③孤狼の血   柚月裕子 

 

孤狼の血 (角川文庫)

孤狼の血 (角川文庫)

 

 


④さよなら神様  麻耶雄嵩 

 

さよなら神様 (文春文庫)

さよなら神様 (文春文庫)

 

 


⑤赤い博物館  大山誠一郎

 

赤い博物館

赤い博物館

 

 

●2016年

 

①悪魔を憐れむ  西澤保彦 

 

悪魔を憐れむ

悪魔を憐れむ

 

 


  
②真実の10メートル手前  米澤穂信 

 

真実の10メートル手前

真実の10メートル手前

 

 


   
③ミステリー・アリーナ  深水黎一郎

 

ミステリー・アリーナ (ミステリー・リーグ)

ミステリー・アリーナ (ミステリー・リーグ)

 

 


④800年後に会いに行く  河合莞爾

 

800年後に会いにいく (幻冬舎単行本)

800年後に会いにいく (幻冬舎単行本)

 

 

 


⑤虹を待つ彼女  逸木 裕 

 

虹を待つ彼女

虹を待つ彼女

 

 

 

 

国内ミステリベスト5、(2005年~2009年)

●2005年

 

①容疑者Xの献身  東野圭吾 

 

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

 

 


長恨歌         馳 星周 

 

長恨歌 不夜城完結編 (角川文庫)

長恨歌 不夜城完結編 (角川文庫)

 

 


イニシエーション・ラブ  乾くるみ

 

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

 

 

 
さよなら妖精      米澤穂信 

 

さよなら妖精 (創元推理文庫)

さよなら妖精 (創元推理文庫)

 

 


⑤ニッポン硬貨の謎    北村 薫 

 

ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))
 

 

●2006年

 

①贄の夜会  香納諒一 

 

贄の夜会〈上〉 (文春文庫)

贄の夜会〈上〉 (文春文庫)

 

 

 
②OP ローズダスト  福井晴敏 

 

Op.ローズダスト(上) (文春文庫)
 

 

 
③乱鴉の島  有栖川有栖

 

乱鴉の島 (新潮文庫)

乱鴉の島 (新潮文庫)

 

 

 
④向日葵の咲かない夏  道尾秀介  

 

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

 

 


⑤制服捜査  佐々木譲  

 

制服捜査 (新潮文庫)

制服捜査 (新潮文庫)

 

 

 ●2007年

 

①女王国の城  有栖川有栖 

 

女王国の城 上 (創元推理文庫)

女王国の城 上 (創元推理文庫)

 

 


サクリファイス  近藤史恵 

 

サクリファイス (新潮文庫)

サクリファイス (新潮文庫)

 

 

 


赤朽葉家の伝説  桜庭一樹 

 

赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)

赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)

 

 

 


④首無の如き祟るもの  三津田信三 

 

首無の如き祟るもの (講談社文庫)

首無の如き祟るもの (講談社文庫)

 

 


⑤神話の島  久綱さざれ 

 

神話の島 (ミステリ・フロンティア)

神話の島 (ミステリ・フロンティア)

 

 

 ●2008年


①遠海事件  詠坂雄二  

 

遠海事件

遠海事件

 

 

 
②狂 血  五條 瑛  

 

 


③弥勒世  馳 星周  

 

弥勒世 【上下 合本版】 (角川文庫)
 

 


④リピート 乾くるみ  

 

リピート (文春文庫)

リピート (文春文庫)

 

 


⑤聖女の救済  東野圭吾  

 

聖女の救済 (文春文庫)

聖女の救済 (文春文庫)

 

 

●2009年

 

①Another  綾辻行人  

 

Another(上) (角川文庫)

Another(上) (角川文庫)

 

 


②水魑の如き沈むもの  三津田信三 

 

水魑の如き沈むもの (講談社文庫)

水魑の如き沈むもの (講談社文庫)

 

 


③黒百合  多島斗志之 

 

黒百合 (創元推理文庫)

黒百合 (創元推理文庫)

 

 


④新参者  東野圭吾  

 

新参者 (講談社文庫)

新参者 (講談社文庫)

 

 


⑤鬼の跫音  道尾秀介  

 

鬼の跫音 (角川文庫)

鬼の跫音 (角川文庫)

 

 

 

 

国内ミステリベスト5、(2000年~2004年)

●2000年

①スリー・アゲーツ   五條 瑛

 

スリー・アゲーツ 上 二つの家族

スリー・アゲーツ 上 二つの家族

 

 
②少年たちの密室   古処誠二

 

少年たちの密室 (講談社ノベルス)

少年たちの密室 (講談社ノベルス)

 

 


③大いなる聴衆   永井するみ

 

大いなる聴衆 (新潮ミステリー倶楽部)

大いなる聴衆 (新潮ミステリー倶楽部)

 

 


新宿鮫 風化水脈   大沢在昌

 

風化水脈 新宿鮫8?新装版? (光文社文庫)

風化水脈 新宿鮫8?新装版? (光文社文庫)

 

 


⑤オルファクトグラム   井上夢人

 

オルファクトグラム(上) (講談社文庫)
 

 

●2001年

 

模倣犯  宮部みゆき  

 

模倣犯1 (新潮文庫)

模倣犯1 (新潮文庫)

 

            
②邪 魔  奥田英朗 

 

邪魔(上) (講談社文庫)

邪魔(上) (講談社文庫)

 

 

  
③ダーク・ムーン  馳 星周 

 

ダーク・ムーン〈上〉 (集英社文庫)

ダーク・ムーン〈上〉 (集英社文庫)

 

 

  
④闇先案内人  大沢在昌  

 

闇先案内人〈上〉 (文春文庫)

闇先案内人〈上〉 (文春文庫)

 

 

 
⑤そして、粛清の扉を  黒武 洋  

 

そして粛清の扉を (新潮文庫)

そして粛清の扉を (新潮文庫)

 

 

●2002年


半落ち  横山秀夫 

 

半落ち (講談社文庫)

半落ち (講談社文庫)

 

 


②誘拐の果実  真保裕一

 

誘拐の果実 (上) (集英社文庫)

誘拐の果実 (上) (集英社文庫)

 

 

 
③奇偶  山口雅也 

 

奇偶(上) (講談社文庫)

奇偶(上) (講談社文庫)

 

 


④ゲームの名は誘拐  東野圭吾 

 

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

 

 

 

⑤僧正の積木唄  山田正紀 

 

 

 ●2003年

 

①ワイルド・ソウル  垣根涼介 

 

ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)

ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)

 

 


第三の時効  横山秀夫 

 

第三の時効 (集英社文庫)

第三の時効 (集英社文庫)

 

 


  
③夢は荒れ地を  船戸与一

 

夢は荒れ地を (集英社文庫)

夢は荒れ地を (集英社文庫)

 

 

 
終戦のローレライ  福井晴敏

 

終戦のローレライ(1) (講談社文庫)

終戦のローレライ(1) (講談社文庫)

 

 



⑤君の夢はもう見ない  五條 瑛  

 

君の夢はもう見ない

君の夢はもう見ない

 

 

   

●2004年

 

①チルドレン  伊坂幸太郎 

 

チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

 

 



②硝子のハンマー  貴志祐介  

 

硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)

硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)

 

 


犯人に告ぐ  雫井脩介 

 

犯人に告ぐ 上 (双葉文庫)

犯人に告ぐ 上 (双葉文庫)

 

 

 


④生首に聞いてみろ  法月綸太郎 

 

生首に聞いてみろ (角川文庫)

生首に聞いてみろ (角川文庫)

 

 


暗黒館の殺人  綾辻行人  

 

暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)

暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)

 

 

 

 

国内ミステリベスト5(1995年~1999年)

●1995年

 

蝦夷地別件  船戸与一

 

蝦夷地別件〈上〉 (新潮文庫)

蝦夷地別件〈上〉 (新潮文庫)

 

 

 

②鋼鉄の騎士  藤田宜永

 

鋼鉄の騎士 (新潮ミステリー倶楽部)

鋼鉄の騎士 (新潮ミステリー倶楽部)

 

 

 

③ホワイト・アウト 真保裕一

 

ホワイトアウト (新潮文庫)

ホワイトアウト (新潮文庫)

 

 

 

④七回死んだ男  西澤保彦

 

七回死んだ男 (講談社文庫)

七回死んだ男 (講談社文庫)

 

 

 

⑤金雀枝荘の殺人  今邑彩

 

金雀枝荘の殺人 (中公文庫)

金雀枝荘の殺人 (中公文庫)

 

 

 

●1996年

 

不夜城  馳星周

 

不夜城 (角川文庫)

不夜城 (角川文庫)

 

 

 

②海は涸いていた  白川道

 

海は涸いていた (新潮文庫)

海は涸いていた (新潮文庫)

 

 

 

③奪取  真保裕一

 

奪取(上) (講談社文庫)

奪取(上) (講談社文庫)

 

 

 

④悪意  東野圭吾

 

悪意

悪意

 

 

 

⑤雪蛍  大沢在昌

 

雪螢 (講談社文庫)

雪螢 (講談社文庫)

 

 

 

●1997年

 

①OUT  桐野夏生

 

OUT 上 (講談社文庫 き 32-3)

OUT 上 (講談社文庫 き 32-3)

 

 

 

②ガラスの麒麟  加納朋子

 

ガラスの麒麟

ガラスの麒麟

 

 

 

③奇跡の人  真保裕一

 

奇跡の人 (新潮文庫)

奇跡の人 (新潮文庫)

 

 

 

④鷲の驕り  服部真澄

 

鷲の驕り

鷲の驕り

 

 

 

スラムダンクマーダー・その他  平石貴樹

 

 

 

●1998年

 

①燃える地の果てに  逢坂剛

 

燃える地の果てに(上)

燃える地の果てに(上)

 

 

 

②密告  真保裕一

 

密告

密告

 

 

 

③三本の矢  榊東行

 

三本の矢〈上〉

三本の矢〈上〉

 

 

 

④三月は深き紅の淵を  恩田陸

 

三月は深き紅の淵を (Mephisto club)

三月は深き紅の淵を (Mephisto club)

 

 

 

⑤聖母の深き淵  柴田よしき

 

聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)

聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)

 

 

●1999年

 

バトル・ロワイアル  高見広春   

 

バトル・ロワイアル

バトル・ロワイアル

 

 

     

 

亡国のイージス  福井晴敏 

 

亡国のイージス(上) (講談社文庫)

亡国のイージス(上) (講談社文庫)

 

 

 

永遠の仔  天童荒太  

 

永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)

永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)

 

 

 

白夜行   東野圭吾  

 

白夜行 (集英社文庫)

白夜行 (集英社文庫)

 

 

  

 

⑤柔らかな頬   桐野夏生   

 

柔らかな頬〈上〉 (文春文庫)

柔らかな頬〈上〉 (文春文庫)

 

 

 

国内ミステリベスト5、(1990年~1994年)

●1990年

 

①天使たちの探偵  原りょう

 

天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)

天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

②頼子のために  法月綸太郞

 

頼子のために (講談社文庫)

頼子のために (講談社文庫)

 

 

 

③風少女 樋口有介

 

風少女 (創元推理文庫)

風少女 (創元推理文庫)

 

 

 

④炎流れる彼方 船戸与一

 

炎 流れる彼方 (集英社文庫)

炎 流れる彼方 (集英社文庫)

 

 

 

暗闇坂の人喰いの木 島田荘司

 

 

●1991年

 

①しゃべくり探偵  黒崎綠

 

 

 

時計館の殺人  綾辻行人

 

 

 

③ぼくのミステリな日常  若竹七海

 

ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)

ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)

 

 

 

④毒猿  大沢在昌

 

毒猿 新宿鮫2?新装版? (光文社文庫)

毒猿 新宿鮫2?新装版? (光文社文庫)

 

 

 

⑤砂クロニクル 船戸与一

 

砂のクロニクル 上 (小学館文庫)

砂のクロニクル 上 (小学館文庫)

 

 

 

●1992年

 

緋い記憶  高橋克彦

 

緋(あか)い記憶 (文春文庫)

緋(あか)い記憶 (文春文庫)

 

 

 

②ブルース  花村萬月

 

ブルース (カドカワノベルズ)

ブルース (カドカワノベルズ)

 

 

 

③双頭の悪魔  有栖川有栖

 

 

 

④哲学者の密室  笠井 潔

 

哲学者の密室 (創元推理文庫)

哲学者の密室 (創元推理文庫)

 

 

 

⑤殺戮に至る病  我孫子武丸

 

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

 

 

●1993年

 

ガダラの豚  中島らも

 

ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)

ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)

 

 

 

写楽百面相  泡坂妻夫

 

写楽百面相 (新潮書下ろし時代小説)

写楽百面相 (新潮書下ろし時代小説)

 

 

 

 

③BDT 掟の街  大沢在昌

 

B・D・T 掟の街 (角川文庫)

B・D・T 掟の街 (角川文庫)

 

 

 

震源  真保裕一

 

震源 (講談社文庫)

震源 (講談社文庫)

 

 

 

ナルキッソスの鏡  小池真理子

 

ナルキッソスの鏡 (集英社文庫)

ナルキッソスの鏡 (集英社文庫)

 

 

 

●1994年

 

①流星たちの宴  白川道

 

流星たちの宴 (新潮文庫)

流星たちの宴 (新潮文庫)

 

 

 

②東京異聞  小野不由美

 

東亰異聞(とうけいいぶん)

東亰異聞(とうけいいぶん)

 

 

 

③探偵竹花とボディピアスの少女  藤田宜永

 

ボディ・ピアスの少女 新装版: 探偵・竹花 (光文社文庫)
 

 

 

④一九三四年冬ー乱歩  久世光彦

 

一九三四年冬―乱歩 (創元推理文庫)

一九三四年冬―乱歩 (創元推理文庫)

 

 

 

⑤日曜の夜は出たくない  倉知淳

 

日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説)

日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説)

 

 

国内ミステリベスト5、(1986年~1989年)

●1986年

①虎口からの脱出  景山民夫

 

虎口からの脱出 (新潮文庫)

虎口からの脱出 (新潮文庫)

 

 

 

②背いて故郷  志水辰夫

 

背いて故郷 (講談社文庫)

背いて故郷 (講談社文庫)

 

 

 

カディスの赤い星 逢坂剛

 

 

カディスの赤い星〈上〉 (講談社文庫)

カディスの赤い星〈上〉 (講談社文庫)

 

 

 

④百舌の叫ぶ夜  逢坂剛

 

百舌の叫ぶ夜

百舌の叫ぶ夜

 

 

 

⑤雨はいつまで降り続く 森 詠

 

雨はいつまで降り続く

雨はいつまで降り続く

 

 

 

●1987年

①猛き箱舟 船戸与一

 

猛き箱舟〈下〉 (集英社文庫)

猛き箱舟〈下〉 (集英社文庫)

 

 

 

御手洗潔の挨拶 島田荘司

 

御手洗潔(みたらいきよし)の挨拶

御手洗潔(みたらいきよし)の挨拶

 

 

 

③逃れの街  北方謙三

 

逃がれの街 (集英社文庫)

逃がれの街 (集英社文庫)

 

 

 

④しあわせの書 泡坂妻夫

 

しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)

しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)

 

 

 

十角館の殺人 綾辻行人

 

十角館の殺人 限定愛蔵版

十角館の殺人 限定愛蔵版

 

 

 

●1988年

①そして夜は甦る 原りょう

 

そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))

そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))

 

 

 

②ベルリン飛行指令 佐々木譲

 

ベルリン飛行指令(新潮文庫)

ベルリン飛行指令(新潮文庫)

 

 

 

③ぼくとぼくらの夏 樋口有介

 

新装版 ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

新装版 ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

 

 

 

ダブルスチール 藤田宜永

 

ダブル・スチール (角川文庫)

ダブル・スチール (角川文庫)

 

 

 

⑤五つの棺 折原一

 

七つの棺 (創元推理文庫)

七つの棺 (創元推理文庫)

 

 

●1989年

①99%の誘拐 岡嶋二人

 

99%の誘拐 (講談社文庫)

99%の誘拐 (講談社文庫)

 

 

 

②空飛ぶ馬  北村薫

 

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

 

 

 

③孤島パズル 有栖川有栖

 

孤島パズル 江神シリーズ (創元推理文庫)

孤島パズル 江神シリーズ (創元推理文庫)

 

 

 

④エトロフ発緊急電 佐々木譲

 

エトロフ発緊急電(新潮文庫)

エトロフ発緊急電(新潮文庫)

 

 

 

怪人二十面相・伝 北村想

 

怪人二十面相・伝 (小学館文庫)

怪人二十面相・伝 (小学館文庫)